真珠養殖

真珠養殖技術コンサルティングの必要性

真珠養殖において、生産量の相当数を占める低品質真珠は生産性の低下や、過剰養殖による環境破壊により漁場の永続性に悪影響を及ぼす要因となっています。低品質真珠の出現には、バクテリアによる炎症が関係していることが明らかになっていますが、この炎症が、形、キズ、テリ、真珠層の巻、大きさ、色に影響を及ぼしています。

バクテリアが原因で起こる炎症が引き起こす事

・初期の炎症がシミとして残る。
・非真珠物質が真珠層に巻きこまれ変形が起こる。
・真珠袋の形成スピードが遅くなる。
・炎症の継続が変形を生み出す。
・炎症が起点となりキズが発生する。

これらは、アコヤガイ、シロチョウガイ、クロチョウガイの真珠養殖において共通して起こります。

真珠養殖コンサルティング

挿核手術時に真珠貝の体内に持ち込まれたバクテリアは、真珠核周辺での炎症の原因となります。貝が速やかに処理できなかった場合、炎症は長期化しシミを形成しキズの原因となったり、長い時間をかけて真珠を変形させていきます。炎症には様々な種類があり、様々な低品質真珠を産出する原因となります。これらの炎症を制御する事で、高品質な真珠の生産効率を高めます。

真珠養殖技術コンサルティングサービス

炎症を抑制すると

・シミのない真珠ができる。
・シミを起点としたキズを抑制できる。
・真珠袋の形成が早くなるので巻出しが早くなり、結果として巻が厚くなり、サイズもあがる。
・真珠層形成初期から歪みのない真珠層が形成されるためテリが向上する。
などの効果が得られます。

真珠養殖技術コンサルティングサービス

1. 養殖場の環境調査
2. 原因バクテリアの探索
3. バクテリアの侵入経路の分析
4. 対策技術の提供
 ・無菌的挿核技術指導
 ・コーティング核受託加工
 ・獣医師との連携によるサービス

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